回復期リハ病棟研究大会in広島の口述発表

回復期リハ病棟研究大会が2月11・12日に広島で開催されました。その抄録の中に、『脳卒中重度上肢麻痺患者に対する治療方法による麻痺改善効果の違い』という藤田保健衛生大学からの口述発表がありました。”4群に分けたリハビリ治療群で、持続的電気刺激+促通反復療法施行群が最も成績が良かった。”という内容で、通常訓練群と比べた促通反復療法のみの場合も、統計的有意差はありませんが成績が良く、Nが増えるときっちりと差が出るような結果となっています。藤田保健衛生大学の研究は、研究デザインがしっかりとしているので大変勉強にもなります。